私たちについて

居場所カフェは、2016年1月に始まった三浦聖書教会の働きです。
きっかけは、牧師が近くの青年自立支援施設と関わったことにあります。そこは普通の施設でも受け入れられない、薬物中毒だったり犯罪歴があったり精神を病んだりした若者たちを引き受け、一緒に生活をするという施設でした。
施設長がクリスチャンの方で、利用者さんたちを教会に連れて来てくれたことがあり、みんなとても教会を気に入ってくれました。牧師も彼らと同じ思いで過ごして来た者なので、すぐに打ち解けることができました。
残念ながら施設は間もなく閉鎖。居場所を失った利用者さんたちの行き場所を探すと共に、教会にも彼らの居場所を造りたいと思い、最初は牧師が週日教会堂を借りる、という形で「カフェ(お茶会のようなもの)」を始めたのでした。
やがて働きは拡大し、特別な事情のない方々も集まるようになりました。教会の方々の理解も深まり、働きの主体を教会に移すことになり、今に至っています。
活動日時
基本的に、毎週火曜日、木曜日、土曜日の週三回、午後1時半から4時ごろまで開いています。
現在、牧師の都合により、木曜日のみの開催となっています。


活動内容

「居場所カフェ」は、2016年1月に始まった地域の方々のための居場所作りの働きです。
きっかけは、牧師が近くの自立支援施設と関わったことでした。施設が閉鎖となり、行き場を失った利用者さんのために居場所となる何かを提供できないか、と考えました。また折角なので、施設の利用者さんだけでなく地域の方々にも利用していただきたいと思いました。また牧師として、最終的には私たちをお造りになった神さまの許に本来の居場所を見出してほしいという願いもありました。
そこで、近隣のキリスト教会や知り合いから同じ志を持った方々を集め、話し合いを重ねました。そして、居住型の施設は無理でも、いつでも気軽に立ち寄れる場所なら提供できるという結論に達しました。そこで三浦聖書教会の会堂をお借りして週三回のカフェを開くことにしたのでした。
宣伝はせず、ただ神さまが必要な方を送ってくださるようにと祈りました。初めは一人二人でしたが、不思議と客足は絶えませんでした。しばらくすると口伝で、年齢も性別も職業も宗教も違ういろいろな方々が毎回7,8人、多い時で12,3人集うようになりました。来られた方々の中には教会に繋がる方も起こされるようになりました。地域紙や新聞の地方版にも取り上げられるようになりました。また、他の教会にも「暖簾分け」をし、それぞれの教会で相応しい形で開催されるようになりました。
いわゆる「コロナ禍」の中で一時期活動休止を余儀なくされ、再開後はめっきり人数も減りましたが、それでも「一人も来ない」という日は記憶する限りなく、今でも地域の方々の貴重な居場所として用いていただいています。